今見直されているすてきな栄養素がいっぱい

元気のよい瀬戸内海育ちのハマチは、四季を通しておいしさを味わえる魚の王様です。

栄養素の面からみても抜群です。
たんぱく質、脂肪、ビタミンD・A・B1・B2などを多く含み、大きな注目の的となっているEPAやタウリンの含有量が非常に多いことも特徴なのです。
 
さかなを食べると頭がよくなる注目のパワー  DHA

頭の中で脳の働きを活発にしたり、記憶学習能力を高めるのがDHAです。

DHAはそのままの形でお魚に含まれていますから、おさかなを食べることで、脳細胞に欠かせないDHAを直接取ることができます。

英国脳栄養科学研究所マイケル・クロフォード教授は、DHAシンポジュウムにおいて魚主体とした水産物を食べることが人類の脳の進化に中心的役割を果たしたと発表。

DHAはドコサヘキサエン酸とよばれる必須脂肪酸のひとつで、人間の脳の細胞を作る重要な役割を果たしています。DHAが不足すると記憶力が低くなったり、老人痴呆症の原因になったりします。
 
成人病よ、さようなら 血管のおそうじ番 EPA

EPA(エイコサペンタエン酸)という、すばらしい働きをする物質が、今注目されています。

これはお魚だけに含まれる栄養素で、脳血栓や心筋こうそくなどの成人病を予防する働きを、もっています。たとえばお魚を主食とするエスキモー人に高血圧や心筋こうそくの原因となる血栓ができにくい、あるいは、日本でも農村の人より漁村の人が成人病になりにくい、などのデータがそれを物語っています。

   
成人病予防の頼もしい味方 タウリン

タウリンは、最近注目をあびているお魚の栄養素です。タウリンというアミノ酸には、成人病を予防する働きや、赤ちゃんの脳の発育を活発にする働きがあります。

タウリンには視力を保ち、暗いところで物を見つけるための力をつける働きがあります。夜遊びが大好きなネコも、タウリンが不足すると暗いところが苦手になります。

   
   
     


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