元気のよい瀬戸内海育ちのハマチは、四季を通しておいしさを味わえる魚の王様です。
頭の中で脳の働きを活発にしたり、記憶学習能力を高めるのがDHAです。
DHAはそのままの形でお魚に含まれていますから、おさかなを食べることで、脳細胞に欠かせないDHAを直接取ることができます。
英国脳栄養科学研究所マイケル・クロフォード教授は、DHAシンポジュウムにおいて魚主体とした水産物を食べることが人類の脳の進化に中心的役割を果たしたと発表。
EPA(エイコサペンタエン酸)という、すばらしい働きをする物質が、今注目されています。
これはお魚だけに含まれる栄養素で、脳血栓や心筋こうそくなどの成人病を予防する働きを、もっています。たとえばお魚を主食とするエスキモー人に高血圧や心筋こうそくの原因となる血栓ができにくい、あるいは、日本でも農村の人より漁村の人が成人病になりにくい、などのデータがそれを物語っています。
タウリンは、最近注目をあびているお魚の栄養素です。タウリンというアミノ酸には、成人病を予防する働きや、赤ちゃんの脳の発育を活発にする働きがあります。
タウリンには視力を保ち、暗いところで物を見つけるための力をつける働きがあります。夜遊びが大好きなネコも、タウリンが不足すると暗いところが苦手になります。