JF香川漁連は昭和24年に設立以来今日まで、関係諸団体とともに漁業者の社会的、経済的地位の向上と系統組織の発展にその総力を挙げて努力してまいりました。
おかげさまで今日では、ハマチ・ノリ・イリコ等の県産水産物のブランド化を推進し、販路拡大・販売促進に注力し、そのパワーは全国でもトップクラスに位置づけされるまでに成長してまいりました。
しかし、我々の漁業や漁協系統を取り巻く情勢は、水産資源の減少、魚価の低迷、漁業者の高齢化や後継者不足等の問題が顕在化し、ますます厳しくなっております。
本会といたしましては、このような情勢を踏まえ、水産物の安定供給の役割を果たし、漁業者が豊かになり、漁村が繁栄することを願いつつ、資源管理型漁業を推進し、「つくり育てて売る漁業」の確立、また、漁協系統組織の経営基盤と組織機能の強化に役職員一同、全力を傾注していく所存です。